ロングセラー!フレコンバックの歴史
フレコンバックの歴史 文字起こし
今日はフレコンの歴史ということで、お話したいと思います。
フレコンにそんなに興味があるのかというのは別にして、
フレコンていうのは 今から60年以上前から使われています。
初めてフレコンバッグというのが作られたのが、1950年代から60年代とい言われます。
それから考えると、もう60年以上使われているロングセラー商品になるわけです。
その当時も、いろんな輸送方法があったんですが、不便ということで
より柔軟で輸送形態を色々変えられるということで、開発されたといわれています
当時はフレコンって言ったら塩化ビニルで作られていて、
最初に作ったのは、日本とかアメリカ それからヨーロッパなんて言われています 。
そこははっきりとは分かっていないみたいです。
そして近年良く見かけるベージュのフレコンっていうのは 、1960年代後半から1970年代初め頃に
PPと言われるポリプロピレンで、生地を作る技術が開発されて 広く知られるようになったんです。
最初何に使われていたかというと、セメント輸送をメインに使用されていました。
けれど、生産技術力がだんだんと上がって行って、上質でありながら低価格であるということで 、
このポリプロピレンのフレコンバッグっていうのが、だんだん と流通するようになってました。
今では ありとあらゆる業種とか産業で 使用されるようになっているんです。
フレコンっていうのは、その名前の通り 融通の効くバッグ ということで、世界中で使用されています。
主な海外メーカーっていうのは、今のところ中国、最近は人件費の高騰や円安の影響を受けて、徐々に東南アジア諸国に生産拠点を移している企業も増えてきています。
けれど、まだまだ技術的に及ばないというところもあるりますが、
いずれは主力の生産拠点として、東南アジアの期待が大きい事は確かです。
フレコンバッグは、今の値段をキープしようと、いろんな企業がいろんな努力をして、いろんな国に働きかけて、今後も販売していきたいということで、 色々工夫をしているのが、今のフレコンの状況です。