フレコンとは何か

カタログPDF

印刷のイメージを電子的に保存したファイルです。
全体像と各部分の名称・形状・容量・耐荷重・寸法・生地が一目でわかるPDFのカタログです。

カタログ | フレコン N1
フレコンバック N1
カタログ | フレコン N2
フレコンバック N2
カタログ | フレコン N3
フレコンバック N3
カタログ | フレコン N4
フレコンバック N4
カタログ | フレコン N5
フレコンバック N5
カタログ | 角型フレコン N1-S
角型フレコンバック N1-S
カタログ | 角型フレコン N4-S
角型フレコンバック N4-S
カタログ | 角型フレコン N5-S
角型フレコンバック N5-S
カタログ | 黒フレコン N2B
黒フレコンバック N2B
カタログ | 水切りフレコン N2-W N2-WJ
水切りフレコン N2-W
カタログ | 内袋
内袋
カタログ | フレコンスタンド
フレコンスタンド

基礎知識

フレコンの別名は多く、以下のように呼ばれています。全て同じものです。

フレコンバック、コンテナバック、トンバック、トン袋、フレキシブル・コンテナ・バック
芋袋、米袋、ジャリ袋、ジャンボ袋、ジャンボ土嚢
エコパック、クロスコンテナ、Flecon

欧米では、Flexible-Container-Bag、FIBC(Flexible Intermediate Bulk Container)
Bulk Bag、Big Bag、Ton Bag、Jumbo Bag、Bulk Sack、Super Sack

中国語では、柔性集装袋、吨包です。

用 途

破れるビニール袋、 つぶれるダンボール、大きな場所を取るコンテナ、このような容器をお使いの会社に
各方面に人気が高まっているフレコンが、コスト削減もかねて大活躍しています。

特徴

軽い! :重さ1枚当り約2kg
折りたためる:車の後部座席などにもたくさん積めます。
丈夫で大容量が入る :標準タイプで1立方メートル、最大耐荷重約1トン

材質

ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)。

本体部分で強度を必要するところには、ポリプロピレン(PP)、
飛散防止カバーなど 柔からさを必要とするところには、ポリエチレン(PE)、
縫製糸には、ポリエステル(PET)を使っています。

なお、上記素材は、塩素を含みませんので、燃やしてもダイオキシンなどの有毒ガスは発生しません。

発送単位

フレコンは標準タイプで10枚1組になっています。

使用例一覧

各種リサイクル事業
廃棄物、中間加工物、商品、ゴミ固形燃料(RPF)、紙くず、収納袋
廃棄物処理業 ・・・
産業廃棄物(産廃)、汚泥、焼却灰、収集運搬先の廃棄物
建設土木事業 ・・・
土嚢(土のう)・ジャンボ土嚢・建設廃棄物(ガラ)、土、セメント、廃棄物
農林水産業 ・・・・
米袋(こめぶくろ)、芋袋(いもぶくろ)、焼酎用サツマイモ、飼料、飼料、穀物、農作物、肥料、土、もみがら(籾入れ)、剪定くず、苗木
浄水場・浄水プラント
汚泥、スラッジ
卸売り・小売業 ・・
資材、商品、廃棄物、紙くず
サービス業 ・・・・
収納袋、紙くず入れ、廃棄物
各種製造業 ・・・・
原材料、化学原料、中間生産物、製品、ペットボトル(ペレット)、集塵機フィルター、石灰、カーボン、酒粕・醤油粕

形状

フレコンには、大きく分類すると丸型と角型の種類があります。
日本での主流は丸型で、食品~産業廃棄物までいろいろな分野で使われています。

生地

原料にはポリプロピレン(PP)を使用して、本体の生地を作るのが主流です。

均等に混ぜて溶かした原料を、押出成型機で1mm×1000mm程でノズルから押し出し、さらに高速延伸で引っ張ります。その過程で縦切してボビンに巻き取ります。
このように加工して、フラットヤーンと呼ばれる平らなフィルムの糸を作ります。

この糸がフレコンの基礎となり、編み込むことで強度を出していきます。
編み込みは高速円形編機でおこない、筒状に布を作ります。
幅110cmのフレコンバックの胴部分に、縫製の継ぎ目がないのはこのためです。

きんちゃく部

蓋は布地を絞り紐でくくります。

布地はポリエチレン(PE)のフラットヤーンからサーキュラーという円形編機で作ります。
そして、表面はさらにPEフイルムを熱密着させたラミネート加工をおこない、
補強と密封性を高めています。

なお、この布地の糸の色をブルーにしたのがブルーシートです。
ラミネイト加工には、PEフイルムを片面と両面にはる方法があります。
フレコンは片面、ブルーシートは両面が一般的です。

きんちゃく紐

材質はポリプロピレン(PP)です。糸はフラットヤーンからできています。

底開口部

フレコンの上から物を入れれば、下から出す口が必要な場合があります。
排出口(なし・半開・全開)の3つから選ぶ事が出来ます。
排出口が必要な場合、中に入れる物の 重さ、粒の大きさ、粘りなどを考えて選びます。
フレコンバックの選び方で 作業の手間や時間が異なります。
また、危険性もかわるので、選ぶ時はよく考えてください。

吊ベルト

弊社のフレコンは、構造上問題がない場合には、表記の荷重は変わりませんが、可能な限りベルト巾=10cmを使っています。
袋との縫合面を少しでも広くとり、ガッチリ本体を支えるためです。
それは、フレコンのトラブルで一番多いのが、ベルト切れだからです。

リフトの振動・シャクリに耐え、重心・腹をとらえるには、ガッチリ本体を支え必要があります。
それには、長いベルト縫合や底補強、太い吊ベルトが必要です。
中身を出すときに片方吊にするとき、重さに耐えられないとベルトの縫製部分が壊れます。

フレコンの重量はベルトに全てかかります。
中身の重量により強度にあったものを選んでください。
なお、強度は公的試験場にてテスト済みです。

※ベルト巾=10cm:軽量フレコン(バージン)や構造上不能不要なフレコンには使っていません。

透明伝票袋

管理表を入れる場合に便利です。材質はPE。指定がなければPVCで作ります。

ラミネート

フレコン生地にPPフイルムを張り合わせたものです。
内ラミと外ラミタイプがありますが、一般的には外ラミです。
外気遮断で結露防止と防湿、微分末の商品が中に入る場合に使います。

内袋[ないたい]

ポリエチレン袋、食品の衛生・湿気防止、微粉末、汚れもの、水などを入れる場合に使います。
材質はPE(ポリエチレン)製が一般的、サイズはフレコン本体より多少大きめを使用します。
内袋を使用しますとフレコンの汚れを防げます。また、再使用しやすくなります。

なお、外側から被せるとフレコンカバーとしても使えます。
日光には弱い商品なので屋内保管をおすすめします。

再生樹脂

リサイクル樹脂(再生樹脂)はバージン樹脂に比べて性能が安定しません。
フレコンには、一般的には性能が安定している高級なバージン樹脂(新品樹脂)が安心です。

ただし、リサイクル樹脂とバージン樹脂をうまく使い分け、目的の性能を出している新織布もあります。

バージン材とリサイクル材の一●般●的●な見分け方は、バージン材にはツヤがあり、感触が柔らかいのが特徴です。
それに対してリサイクル材は、白のくすんだ色が多く、触るとゴワゴワした感じがします。
また、臭うと異臭がすることがあります。

しかし、これらもリサイクル樹脂の混入の度合いや、品質によって異なってきます。

フレコンの安価品には よく再生樹脂を混ぜたタイプが使われています。
特に 土のう袋として使う安いフレコンによく使われています。

なお、バージン材を使っているのにかかわらず、フレコンの原反の柔らかさに違いが出ることがあります。

これはフレコンの原反(フラットヤーン)を作るときに、空冷式と水冷式の違いが出るためです。

空冷式は、時間がかかるのですが、ゆっくり冷やすので柔らかく、水冷式は、生産性は高いのですが、急激に冷やすために、ごわつきやすいということがあります。

なお、中国産フレコンの原反の多くは水冷式を採用しています。

ところで、少し前まで、外観だけで化学樹脂の種類を熟練者は見分けることができました。
しかし、最近は化学樹脂の種類が増え、いろいろな添加物が開発されています。
そのため、機械を使わないと、しだいに判別が難しくなってきています。

UV加工

過酷な使い方が当たりまえのフレコン。
直射日光に照らされる現場では、紫外線対策(UV)は必ず必要です。

問題となる紫外線はUV-AとUV-Bです。
対策として、紫外線劣化防止剤を混入し、生地の劣化を防いでいます。
UVは有害な紫外線を吸収し、無害な熱に交換して放出し、劣化を防いでいます。
なお、安価な使いっきりフレコンは、UVの入っていないものもあります。

けれど、UV剤の有り無しに関わらず、フレコンの保管は直射日光の当たらない場所が適当です。

直射日光で1ヶ月ぐらいでフレコンは強度劣化を起こし始めます。
夏場であれば、3ヶ月で強度が半減するデータもあります。

そのため、更に強力にUV対策をおこなったのが、耐候性黒フレコンです。

フレコンスタンド

一般的なフレコンは自立しないため、物を中に入れる場合に便利なものです。

よく考えられたフレコンスタンドを使うと 1人で作業ができるようになります。
フレコンの作業が、1人でできるかどうかは、大きな労力の違いです。

使い方はひじょうに多途用です。
例えば、農家の方は芋入れや堆肥入れに、建設では産廃の分別、また大型土のうを作る時に便利です。
展示会やイベント会場での ゴミ用スタンドとしても使えます。

ダイオキシン

フレコンの材質はオレフエン樹脂(PP、PE)が約98%、糸はポリエステル樹脂(PET)約2%からできています。

ダイオキシンを発生しやすい塩化ビニールは含んでいません。

リサイクル

よく見かけるのフレコン1枚が約2kg、15000kカロリーあります。燃料に使った場合、家庭用のお風呂を3回沸かせられる熱源です。

そのため、家庭ごみなどの一般廃棄物を原料とする 品質が安定しないゴミ固形化燃料のRDFに比べて、発熱量は石炭並の高品位なRPF用燃料として使えます。

また、再生オレフィン樹脂として再利用もできます。 

規格表示

品 番
弊社のフレコンは、5つのタイプとその品番に分けて超単純化しています。丸型フレコンのN1-・N2-・N3-・N4-・N5-をベースにして、角型フレコンには、Sが付きます。
耐荷重
耐えることのできる目安になる荷重です。片方吊りは危険です。取り扱いによりトラブルになります。吊ベルトは指定の方法で使ってください。
容 量
理論上の容積表示です。
耐候性
長持ち度です。なお、耐候性と強度とは違います。フレコンの耐候性は、主に紫外線劣化防止(UV)できまります。強度は、一般的にはフレコンの生地の厚みと関連します。
直径(φ)
理論上の直径です。実際には胴部分が多少膨れます。
高さ(H)
縫製の高さです。実際使用時じゃ胴部分の膨れがあるので、低くなります。また粉状のものは、移動中に内部の高さが低くなることもあります。
スペース

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