フレコンバックの製造工程を見せます。

5分動画セミナー 文字起こし

押出:
原料(PP:ポリプロピレン)ほか 生地がベージュなら顔料、紫外線劣化防止剤(UV)を加えて溶かして押出成型機でノズルから押し出します。そして、水でいったん冷やします。

延伸:
糸(フラットヤーン)は高速延伸で引っ張り作ります。平らなフィルムの糸になり、編み込むことで強度を出していきます。

巻取:
多数の巻取機で一気にボビンに巻き取ります。

編上:
たくさんの大型の高速円形編機で筒状に編み上げます。
これにより胴部分に縫製の継ぎ目ができません。吊りベルトは別の機械で編み上げます。

裁断:
生地の切断は熱線によって重ねておこないます。

縫製:
たくさんの縫製担当がズラーとミシンを並べて一同に行います。部品の取り付けもココで行います。

組上:
内袋セット済みのフレコンの場合、ココで組み込みます。機械を使い完全に膨らませ、数人がかりで行います。
人・機械・時間。コストがかかります。現場で手間がかかる内袋組み込み、費用対効果より内袋付フレコンには価値があります。

検品:
釣り上げ、1枚ずつ光を当てて検査します。

梱包:
基本10枚を1梱包でまとめて圧縮して包装されます。
これが結構難しく、綺麗にまとめるには段取りが有り、2人がかりでないと難しいです。床は異物が再付着しないで、落ちてしまうように格子状の床です。

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